今回はレイヤーをカメラの方向に常に向ける方法のお話。これは自動方向と同じではなくてカメラの方向にずっと向くだけです
![](https://everydayskillshare.jp/wp-content/uploads/2020/05/lookAt_1.gif)
どんだけカメラあんのってことはおいといてですね。こんな感じのことができるのでキネティックタイポとか作るときにも役に立つかもしれませんね
lookAt(fromPoint, atPoint)
![](https://everydayskillshare.jp/wp-content/uploads/2020/05/スクリーンショット-2020-05-08-08.09.51-1024x574.png)
lookAtという構文(メソッド)には2つの要素(引数)があります。両方位置のプロパティを入れます。じゅんばんは[向かせるレイヤー][カメラの位置]になるので注意してください。今回はカメラを向かせるものにしていますがもちろん他のレイヤーにも設定可能です。
エクスプレッション 言語メニュー
![](https://everydayskillshare.jp/wp-content/uploads/2020/05/スクリーンショット-2020-05-08-08.16.53-1024x471.png)
エクスプレッション言語メニューだとVector Mathの中になっています。コレを使って変数入力すると楽かと思います
簡単な手順
前提として3Dレイヤー同士のお話ですよ^^ニッコリ
![](https://everydayskillshare.jp/wp-content/uploads/2020/05/スクリーンショット-2020-05-08-08.32.07.png)
lookAtをレイヤーに適用
レイヤーの方向にいれてます
![](https://everydayskillshare.jp/wp-content/uploads/2020/05/スクリーンショット-2020-05-08-08.34.20.png)
![](https://everydayskillshare.jp/wp-content/uploads/2020/05/スクリーンショット-2020-05-08-08.19.19.png)
上の行にfromPoint = transform.position;
![](https://everydayskillshare.jp/wp-content/uploads/2020/05/スクリーンショット-2020-05-08-08.20.12.png)
lookAtが書き終わったらその一つ上に行を追加して
- fromPoint = transform.position;
を追加してます。これは今現在のレイヤーの位置の参照ですね。行の終わりのセミコロンお忘れなく
atPoint = thisComp.layer(“cam”).transform.position;
![](https://everydayskillshare.jp/wp-content/uploads/2020/05/スクリーンショット-2020-05-08-08.23.20.png)
fromPointの下にatPointの行を追加です。
- atPoint = thisComp.layer(“cam”).transform.position;
今回はカメラですが別の対象であれば丸括弧内のレイヤー名が変わります。文字列は”(ダブルクォート)で挟む事を忘れずに。
Tips
このエクスプレッションをかけるとレイヤー反転しちゃうよ!っていいう場合は
- スケールのxをマイナスにすると戻ります。
完成
これでカメラに向くようになりました。引き出しの一つになれば嬉しいです。
エクスプレッションを使って快適なAE生活を^^