After Effects上で色の空間を変更する場合もエクスプレッションで対応できます。色変換のエクスプレッションは3つ
- rgbToHsl(rgbaArray)
- hslToRgb(hslaArray)
- hexToRgb(hexString)
rgbToHsl(rgbaArray)
![](https://everydayskillshare.jp/wp-content/uploads/2020/05/スクリーンショット-2020-05-22-18.56.08-1024x574.png)
rgbArrayは4つの情報[配列]を持っています。
- r = 赤
- g = 緑
- b = 青
- a = アルファチャンネル
hslToRgb(hslaArray)
![](https://everydayskillshare.jp/wp-content/uploads/2020/05/スクリーンショット-2020-05-22-19.35.04-1024x575.png)
hslArrayも4つの情報[配列]を持っています。
- h = 色相
- s = 彩度
- l = 輝度
- a = アルファチャンネル
となります。よく使うのは塗りエフェクトのカラーなどを変数で入れてしまう方法です。
色相だけを変更してみる
![](https://everydayskillshare.jp/wp-content/uploads/2020/05/スクリーンショット-2020-05-22-18.59.11.png)
塗りエフェクトの取得できる空間はRGBなのでこのようになります。こうするとできる事。
- RBG空間をHSL空間に変換
では、色相だけ変える場合は、色相は配列の1番目なのでこうなります。今回はスライダー制御で変更できるようにしてみました。
![](https://everydayskillshare.jp/wp-content/uploads/2020/05/スクリーンショット-2020-05-22-19.59.20.png)
上のs1はスライダー制御で数値を変更できるようにレイヤーに追加しました。
![](https://everydayskillshare.jp/wp-content/uploads/2020/05/スクリーンショット-2020-05-22-20.01.00.png)
そして最後にこの数値をRGBに戻す作業をします。
![](https://everydayskillshare.jp/wp-content/uploads/2020/05/スクリーンショット-2020-05-22-20.06.42.png)
最後の行にhslToRgbに変数のhslaArrayを入れて戻して完成です。
![](https://everydayskillshare.jp/wp-content/uploads/2020/05/色変更.gif)
色々応用できそうですね。
エクスプレッションを使って快適なAe生活を^^