トラッックマットなどで直下のレイヤーのマットをかけることができます。しかし下のレイヤー全てに掛けたい時もありますよね。
![](https://everydayskillshare.jp/wp-content/uploads/2020/05/case10.gif)
こんな感じでトランジションをかける場合は最後マットが広がって画面を再表示することになります。これをトラックマットで処理すると
- 対象のレイヤー群をプリコンポーズする
- 上にマットのレイヤーを配置しアニメーション させる
という感じだと思います。もちろんコレでもいいんですがプリコンポーズは何度もしたくないので同じcomp内でなんとか処理できないかなという場合に使える合成モードがあります。
シルエットアルファ
![](https://everydayskillshare.jp/wp-content/uploads/2020/05/スクリーンショット-2020-05-23-10.05.47-1024x622.png)
レイヤーの合成モードの中にシルエットアルファというものがあります。これは単純にいうと
そのレイヤーの形(アルファ)でしたをマスク(消す)するという機能です。今回は円シェイプをシルエットアルファにして下全体をマスクしました
![](https://everydayskillshare.jp/wp-content/uploads/2020/05/スクリーンショット-2020-05-23-10.12.38-1024x420.png)
01-04までのレイヤーが一番上の05レイヤーの形でマスクされます。コレでプリコンポジションしなくて済みます。便利ですね
注意点
トラックマットと違い下のレイヤー全てに影響されるので特定のレイヤーに掛けたい場合は結局プリコンポジションして中で合成しないといけません。。。
シルエットアルファを使って快適なAe生活を^^