Ae上のレンダリング処理の順番は最終結果に関わる重要な部分です。その様に処理されているのかをまとめておきたいと思います
レイヤー
![](https://everydayskillshare.jp/wp-content/uploads/2020/06/スクリーンショット-2020-06-09-15.27.50-1024x572.png)
レイヤー内の処理順は以下になります。
- マスク
- エフェクト
- トランスフォーム
- レイヤースタイル
モーションブラーはトランスフォームにかかるのでブラーのかかった状態でレイヤースタイルがかかってしまうので注意してしましょう。
![](https://everydayskillshare.jp/wp-content/uploads/2020/06/スクリーンショット-2020-06-09-15.32.38-1024x568.png)
マスク
![](https://everydayskillshare.jp/wp-content/uploads/2020/06/スクリーンショット-2020-06-09-15.16.13-1024x589.png)
マスクは上から処理されていきます。最初のマスクはレイヤーのアルファチャンネルに対して処理されます。2番目以降は上のマスクの表示範囲に大して処理を行っていきます。
エフェクト
![](https://everydayskillshare.jp/wp-content/uploads/2020/06/スクリーンショット-2020-06-09-15.04.40-1024x593.png)
エフェクトは上から処理がされていきます。上の図の様にエフェクト順序を間違えるとポスタリゼーションを先に処理をしてしまいグラデーションだけがかかってしまうということもあるので順番に注意です。
コンポジション
![](https://everydayskillshare.jp/wp-content/uploads/2020/06/スクリーンショット-2020-06-09-15.34.37-1024x594.png)
コンポジションはレイヤーの下から処理していきます。下から積み上がっていくイメージです。一番下のレイヤーの要素を処理して上のレイヤーに上がっていきます。例えば、合成モードは適用レイヤーより下のレイヤーだけに影響します。
プリコンポジション
先に結果を処理をされてレイヤーとして配置されます(一つの素材としてレンダリングされるイメージ)。コラップストランスフォームをオンにした場合、配置されたコンポジションの情報を基に処理されるので合成結果が異なってきます。また。3Dプロパティを引き継いで単なるレイヤーグループとして処理することもできます。カメラやライトを影響を受けさせることも可能です。一部のエフェクトが無効になったりもします。。ややこしい。。簡単(乱暴)にまとめるとコラップストランスフォームはレンダリング処理は一回だけになります。
まとめ
- レイヤーは下から処理される
- マスク、エフェクトは上から処理される
- プリコンポジションはコラップストランスフォームで処理結果が変わる
まだ、コラップストランスフォームは改めて記事にします。。
レンダリング順序を理解して快適なAe生活を^^