今年もAdobe Maxに合わせた新機能が公開されたAfter Effects 17.5
大きな変化もみられた今回のバージョンは主に何が変更あったのか一覧にしてみました。
- 今回のバージョン 17.5に。
- おそらくこれでCC2019はダウンロードが終了のお知らせ間近
機能面の大きな変更点
- ロトブラシ 2
- 3Dデザインスペース
- 3D変形ギズモ
- 新しいのカメラルール
ロトブラシ 2
Adobe Senseiの機能によって強化されたロトブラシ機能。被写体の境界線を判定する精度がかなり向上しています。結構エッジについてきてくれるのでどこまでの精度が是非皆さんで試して欲しいところです。
バージョンは旧来のバージョンも残しているのでエフェクトコントロールから切り替えが可能です。簡単な背景だとかなり実用的でした
3D変形ギズモ
これも見どころの一つの3D変形ギズモ。ギズモというのはここではXYZのツールのことです。今までよりも以下のものがアクセスしやすくなっています。
- 位置
- スケール
- 回転
パッとつかみやすい感じですよね。それに伴ってカメラツールも従来のカメラアイコンが廃止されて新しいカメラツールに進化しました。
ギズモは上の4つのアイコンで操作性を変更することも可能です
- ユニバーサル
- 位置や回転などが複合して使えます。
- 位置/スケール/回転
- 位置をxyzそれぞれや(次元別に)xyだけなど切り替えながら作業が可能です
リニューアルされたカメラツール
- オービット
- パン
- ドリー
に分かれました。この3つの機能にはそれぞれオプションがあります。マウス位置を軸の中心とした操作やビューの中心を軸とした操作などに切り替えられれます。
ビューから新規カメラを作成
ついビューの表示と同じカメラを新規に作れるようになりました。超ありがたい!
環境設定に3D制御の項目の追加
環境設定に3Dという項目が増え3Dコントロールする方法を切り替えられるようになりました。自分の使いやすいようにカスタマイズできます。
バグ修正点
- エッセンシャルグラフィックスパネルでドロップダウンリストの値を変更するとクラッシュする問題を修正
- メモリ不足の状況で After Effects がディスクキャッシュから読み取りを行うとハングする問題を修正
- コンポジションを作成する前にホットキーとショートカットを使用しようとするとクラッシュする問題を修正
- 「コンテンツに応じた塗りつぶし」で塗りつぶしレイヤーを生成しているときに、レイヤーとコンポジションビューアを切り替えるとクラッシュする問題を修正
- 南アジア言語のモーショングラフィックテキストで誤ったレンダリングが発生する問題を修正
- After Effects からcompをレンダリングすると Adobe Media Encoder がハングする問題を修正
- キャッシュ・マーキングが更新されなかったり、パージされない状況が発生するなど、キャッシュに関連する問題をいくつか修正
- タイムラインパネルのタイムルーラーの上にカーソルを置いても、ツールチップがちらつかなくなった
- マスタープロパティとしてエクスプレッション制御を再度使用したときに、カスタマイズされたコントロール名が正しく表示されるようになりました。
他にも色々と細かな修正があるのでまたまとめますね。とりあえずは皆さんも触ってみてください!
新機能を使いこなして快適なAe生活を^^