comp名を参照する時の選択肢
レイヤーを参照する時にまず必要なのがcomp名です。エクスプレッションには大きく分けて２つの書き方があります。
- thisComp
- comp()
どう違うかを考えていきます。
thisComp
- thisComp.layer(“ABC”).transform.position
現在アクティブになっているコンポジションのABCレイヤーの位置を参照する
作業中のコンポジションを参照する
今作業しているコンポジションを素早く参照する場合はthisCompが便利です。作業中のcompを参照するのでエクスプレッションをコピペした場合、それぞれのコンポジションの中で参照先を探してくれます。相対的にコンポジション名を参照する時に使っていきましょう。
書き方の注意
コンポジション名を書く必要はありません。this + Compの2つの単語で成り立っています。エクスプレッションは2つの単語をまとめる時、2つ目の単語の頭文字を大文字にするという必要があります。これはキャメルケースという書き方になるので覚えておきましょう。
※キャメルはラクダの事です
comp()
- Comp(“comp_01”).layer(“ABC”).transform.position
参照したいコンポジションcomp_01の中のABCレイヤーの位置を参照する
コンポジションを指定して参照する
あらかじめコンポジションを指定したい場合はcomp()を使います。複数のcompがある場合でも参照先を固定することができます。絶対パスでコンポジションを参照したい場合に使いましょう。
書き方の注意
comp()の中にコンポジション名を書く必要があります。コンポジション名は文字列の扱いなので”comp名”というようにダブルクオーテーションで挟む必要があります。挟む文字は日本語でも英語でも（もちろんその他の言語でも）書くことが可能です。
thisCompとcomp()を使い分けて快適なAe生活を^^