今回は速さを使ったエクスプレッションspeedです。モーションをつけるときの速度に応じて他のパラメータを連動させる時に役に立ちます。下のようにモーションに合わせて粒子の数を制御したりもできたりします。
speed
これはグラフエディターなどで出てくる速度グラフの数値と考えるといいと思います。速度グラフは上にいくほど速度が上昇すると言うアレですね。
使い方
今回はCC Particle Systems IIと連携させてみます。
1.新規平面を作成し、CC Particle Systems IIとスライダー制御を適用
2.位置のリンク
下ごしらえとしてモーションの位置とCC Particle Systems IIのProduserのPositionをエクスプレッション で繋いでおきましょう。これでシェイプモーションの位置と連動します。
3.速度連動用のエクスプレッションを入れる
CC Particle Systems IIのBirth Rateに以下を記述します
n = thisComp.layer(“指定のレイヤー名”).transform.position.speed;
slider = effect(“スライダー制御”)(1);
n*slider/1000
注意事項
- nは変数
- .speedは指定レイヤーのトランスフォームの後ろにつける
- スライダー制御でBirth Rateを調整。そのままだと数値が大きすぎるので1000で割って変動量を抑えています
完成
あとはスライダー制御でいい感じに調整です。コツは
- Birth Size
- Death Size
の調整だと思います^^aepも期限つきで共有しますので触ってみてくださいー
エクスプレッションを使って快適なAE生活を^^