randomはwiggleによく似ていますが連続した数値ではなく特定の数値にジャンプしていくのが特徴です。例えばこんな時に役立ちます
考えられる場面
- テレビの縦線ノイズを不規則に作りたい
- スケールを20~60の間で不規則に変更したい
不規則な動きの範囲を設定するといった感じでしょうか?それでは細かく見ていきましょう。
random()
入力は基本的にナンバーか配列(Number or Array)
こう書くとまたわかんなくなるんで分解します
- ナンバー(Number)
- 1次元のこと。数値の事です。例えばrandom(10)とか
- 配列 (Array)
- 二次元以上のこと。位置の[960,540]とかスケールの縦横(50,50)とかですね
使い方は大きく分けて2つ
上限値を決めるだけの場合はいたってシンプル
random(90)
- 0~90%までの数値でランダムに透明度が変動します
動く範囲指定をする場合は上と下を記入
random(30,90)
- 30~90%までの数値でランダムに透明度が変動します
位置など2次元以上ある場合
次元の説明はこちらから
- 02.次元を理解する
- 03.違う次元をつなげる方法
数値が一つでない位置やスケールは[]で閉じます
上限値だけ設定する場合
random([50,100])
- x位置は0~50の間の数値で変動、y位置は0~100の間の数値で変動
範囲指定する場合
random([50,100],[70,140])
- x位置は50~70の間の数値で変動、y位置は100~140の間の数値で変動
この規則性がわかるとrandom()の使いこなしやすくなりますので是非使ってみてください^^
gaussRandom
randomに似ていますがgaussRandomは指定した範囲内で動きつつ、たまに範囲外の数値を適用します(割合で言うと全体の1割くらい)数値の適用割合はベル状になっていますので真ん中あたりが最も利用される数値になります。
基本構文はrandomと同じと考えていいでしょう
- gaussRandom(100)
- gaussRandom(25,80)
こんな感じですね。
エクスプレッションを使って快適なAE生活を^^