AEには座標がいくつかあります。ここの違いがわかっていないとエクスプレッションを組んだりする場合に悲しい事になるのでおさらいです。
大きく分けて座標は2つある
- グローバル座標
- レイヤー座標
グローバル座標
AEの原点の基準はコンポジションがベースになっています。原点の位置も左上と少し他の3DCGソフトと違うので注意しましょう。
2次元の場合
- x = 原点から左に行くとはマイナスの数値。右に行くとプラスの数値
- y = 原点から上に行くとマイナスの数値。下に行くとプラスの数値
レイヤー座標
レイヤーそれぞれが持つ座標がレイヤー座標です。代表的なのは平面レイヤーですね。各レイヤーの左上を原点としています。
シェイプ座標
厳密にはシェイプ座標という言葉はないんですが便宜上つけました。笑。各シェイプオブジェクトは平面に対してのマスク扱いなのでベースはグローバル座標です。その為、レイヤートランスフォームの位置が原点[0,0]となります。
親子座標
親子関係は気付かれていない方もいる様なんですが親子をつなげた瞬間に座標値が変わります。変わり方として親レイヤーの左上を原点としての数値に変更されています。こうする事によって差分だけを計算しているんですね。
この様にAE内の座標は状況によって考え方を切り替えないといけないので注意しましょう。いやぁこれ本当にまいった。。
座標を理解して快適なAE生活を^^