今回はノイズが走ったようなグリッチ表現を考えてみたいと思います。
こんな感じの文字の一部分にノイズが走ったようなものを作ってみました。実際にはAE標準の機能を使ってます。早速行ってみましょう!
レイヤーの構成
テキストレイヤーは一つです。他のnoiseレイヤーは調整レイヤーで作成しています。各調整レイヤーでノイズをシミュレーションしている感じですね。
ノイズの作り方
ノイズはベースとしては波形ワープを使いました。波形の種類を「サイン」から「ノイズ」に変更すると縦方向にノイズが入るようになるので方向を0°にして横ノイズに切り替えました。ノイズは不定期に変動させたいので「波形の高さ」にエクスプレッションのnoise(time*6)*10を打っています。
noise(time*6)*10
noiseのエクスプレッションはsinやcosの正弦波ではなくある程度ランダムになるエクスプレッションです。(詳しくはないですが。。。)周りの先生にきくと乱数に近い数値を作ってくれるので自然な揺らめきになりました。これは使えるなと。
ノイズの発生する場所
ノイズの発生する場所はマスクで指定しています。文字ごとにブレる感じの方がいい感じになりますね。
仕上げ
ノイズの動く幅を調整したい場合はまた波形ワープを追加して波形の高さを調整してみてください。砂嵐のようなノイズを追加するためにノイズエフェクトを追加してカラーノイズのチェックを外しています。
いかがだったでしょうか?このような感じでサクッと作れてしまうグリッチノイズ。一度お試しください^^ではではー
今回の参考にしたテンプレートはこちらです。